カケハギ
カケハギとは、虫穴・破れキズ・焦げ穴等の「大事な洋服のキズ」を、「織り込み」「糸入れ」などの技法により、1本1本柄や織り方に合わせて元の状態に」織りあげる技法です。
カケハギの料金計算方法（目安）
基本的に「穴」の端から5㎜離れたところから糸を織り込んでいきます。＊横の長さ（穴の大きさ）＋（5㎜×2）＊縦の長さ（穴の大きさ）＋（5㎜×2）「横の長さ＋縦の長さを」×2×900円＝カケハギ料金になります。
＊生地の素材によって料金は変わります＊料金は最低でも4,400円以上になります。
＊フラノ・ツイード系 1㎝ 1100円～
＊礼服地・綿素材系 1㎝ 1430円～
穴の大きさを計る時の注意点
穴・キズだけではなく穴の周りの生地の傷み具合を見てください。焦げ穴などは焼け焦げている部分まで測りそこまでが穴の大きさになります。すり切れ穴は、穴の部分だけではなく、生地の薄くすり切れている部分までが穴になります。
カケハギのできるもの（自信もってお勧めします）
毛織物・毛が含まれている製品（フラノ・ツイード素材）
ニット製品はカケハギはできませんが、かがって塞ぐことができます。セーターのお直しページを参照してください。
カケハギはできるけど織り込んだ部分が分かってしまうもの。
礼服地・綿素材・薄地で透けている生地・綾織の生地・色あせている生地。
カケハギの出来ないもの
革製品・ベルベット・着物・プリント素材・ビニール・デニム
綿製品は出来ますが、織り込んだ部分が目立ちます。
